下水道防食協会では、経験豊富な技術者が調査・診断を行います。また、EPMA(電子線マイクロアナライザー)を用いて、断面の詳細分析を行い、劣化の進行状態、腐食環境などを把握します。これらの調査結果に基づいて、根拠ある防食設計が可能となりました。
作業の確認
投光器設置
足場架設等
(劣化範囲、劣化深さ:現況調査)
(水質分析、硫化水素濃度測定等)
(EPMAによる硫黄浸透深さの測定)
EPMA(Electron Probe Micro-Analyzer)は、分析面の元素の分布状況を、カラーのマッピング(地図)で表示できる装置です。量の大小は、分析結果の右にカラーバーで示されており、白色で量が多く、青色になるにしたがって、量が減少することを表しています。中間の量は、赤、黄、緑などの色で表示されます。
当協会は、幹事会社4社<ショーボンド建投(株)・化工建設(株)・(株)ニューテック康和・ショーボンドマテリアル(株)>で、各社の得意分野の技術を持ち合い、協力し合えば必ずや環境に関わる様々な問題解決に貢献できるのではないかとの構想を温め、設立された協会でございます。